事業

プランテーション事業

バイオ燃料用植物(ポンガミア)の栽培

  1. 2019年7月よりインドネシアで、バイオ燃料用植物の栽培を行っています。
  2. 日本のバイオマス発電所向けに生産を予定しています。
  3. 長く安定したバイオ燃料の供給を目指しています。

1. インドネシアで、燃料の生産を「植える」ところから。

ATOMでは、インドネシア(南東スラウェシ)にて、2019年7月より約15ヘクタールの土地でバイオ燃料用植物(ポンガミア)の試験栽培を行っています。
現在、チークウッドの栽培などで長年プランテーション事業を営んできた地元農家の協力のもと、現地法人の設立・出資を行い、開墾から取り組んでいます。環境負荷、収量、コストなど観測を行い、永続的なプランテーション事業の確立を目指します。

 

2. 日本のバイオマス発電所向けに生産を予定してしています。

世界的にも、再生可能エネルギーの分野では2030年までバイオマス発電が最も伸びると言われています。
しかし、パーム油の「価格の不安定さ」、廃油などの「量確保の問題」が今後課題としてあげられます。
特に、日本の固定買取価格制度にてバイオマス発電を行う「発電事業者」にとって、「価格の安定性」「量の確保」は事業の大きな課題といえます。
ATOMでは、この課題を解決するべく「ポンガミアプランテーション事業」の確立を目指しています。

3. 長く安定したオイルの供給を目指しています。

ATOMで取り組むバイオ燃料植物(ポンガミア)は、一度植えると約20~30年は収量が確保できます。他油脂性植物と比較して収量も多く、『非食性』であり食料と競合せず、環境負荷も低いと考えられています。
ポンガミア由来のオイルは既にバイオマス燃料として実績がありますが、現状で日本へ安定供給ができる体制は整っておりません。
ATOMでは、長く安定したオイルの供給を目指し、この次世代を担うバイオマス燃料植物(ポンガミア)を植えるところから始めています。

ポンガミアの可能性 ー次世代を担うバイオマス燃料植物ー

収量が多く、環境負荷が低い

ポンガミア(英名:Pongamia pinnata)はインド原生のマメ科植物です。このポンガミアの実は油糧が40%あり、1ヘクタール(ha)あたり5トンのバイオ燃料が取れると考えられています。
現在、バイオ燃料の主であるパーム油と同じであり、他の油脂植物と比較しても生産性は良いです。しかもパーム油が食用油であるのに対し、ポンガミアは非食用で食料と競合することもありません。更に根にある根粒菌が空気中の窒素を取り込み、土壌を肥やす効果もあります。

ポンガミアは「収量が多く」「環境負荷が低い」といった特徴を持つ次世代を担うバイオマス燃料植物です。

 

事業計画(時期、作付け面積)

第一期 2019年7月~ 15ヘクタール
第二期 2021年4月~ 450ヘクタール
第三期 2022年4月~ 5,000ヘクタール
第四期 2024年4月~ 10,000ヘクタール

 

インドネシアについて

 

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